Jiyugaoka Apartment
practice
Residence Renovation
かつて、施主の祖父母、そして6歳になるまで施主と両親が暮らした自由が丘にあるアパルトメントの改修である。祖父母は画家であったため、居間を介して分岐するアトリエと名付けられた2つの高天井の部屋があった。それぞれのアトリエで祖父母は、朝から晩まで熱中して創作活動に励まれていたに違いない。
平面構成は、居間を中心に、2つのアトリエ、水回り、玄関、子供部屋へとアクセスができる形式であった。とりわけ、2つのアトリエは平面的にも断面的にも線対称に配置されていた。最初に訪れた時、中心に居間があり、そこからそれぞれのアトリエに分岐していることを平面図からは読み取れるものの、空間としてはその印象が薄いように思えた。そこで設計では最初に、空間が持つ記憶を読み取りながら、これからここに住まう孫の暮らしに繋がる方法を考えた。 そこで、アトリエ側の居間の壁が一枚に見えるように梁を隠蔽しながら、2つのアトリエに通じる大きく印象的なアーチの開口部を空け、アトリエが視覚的にも1つのボリュームとして見えるようにした。これにより空間の記憶は、居間とアトリエを往復する体験としても、居間から見える風景としても些細な日々の暮らしに溶け込む。
さらに、この建築的操作を起点として、フローリングの割り付けはアーチ幅1800に合わせて朝鮮張りとした。他の居室へ続く開口部はフレームレスで引込戸を採用することで、壁面の存在を極力消した。これにより、それぞれの要素が突然現れたアーチと共存し、一体感のある心地の良い空間となった。
カタチあるところ、祖父母が暮らした空間の記憶をアーティキュレートしながら、孫の些細な日々の暮らしに根付くような建築を目指した。
Whether focused or relaxed, our work life is a spectrum. By migrating through spaces tailored to our mindset, work becomes as natural as a nomadic journey.
By placing six portal frames within a deep, narrow floor plan, we have softly partitioned the space to reflect the gradational shifts in how we work. Even with different roles and rhythms, these diverse workstyles overlap within this singular, continuous flow, creating a powerful organizational "swell."
Where mindsets synchronize, dialogue flourishes. We propose a fluid office space designed for the dynamic, post-COVID organization.
| Year | 2024 |
|---|---|
| Location | Jiyugaoka, Tokyo |
| Type | Residence |
| Status | Completed |
| Client | Private |
| Collaborator | Setup(施工) |